高齢者ホームへの引っ越しと片付け|冷凍庫に残された小分けのお肉から感じたこと
2026/10/11
今日は、一人暮らしの女性のお宅で、整理整理のお仕事でした。
今回のご依頼は、2LDKのお部屋から高齢者ホームへのお引っ越し。
新しい生活に必要な物を選び、それ以外の家具や家電、日用品などを整理していきます。
高齢者ホームへ入居すると、これまで自宅で使っていた物が必要なくなることも多く、今回もたくさんの物を片付けさせていただきました。
そんな中、今日、自分の心に残った出来事がありました。
冷凍庫にあった、一枚ずつ小分けされたお肉
冷蔵庫の中身を整理していると、冷凍室から豚肉や牛肉が出てきました。
よく見ると、豚バラ肉まで一枚ずつラップに包まれ、きれいに小分けされていたんです。
「一人分ずつ、丁寧に分けてるんだな」
そう思いながら片付けをしていると、ご本人が話してくれました。
「今は高いからね。好きなときに、好きなものが食べられんくなったんよ」
「豚バラも、本当は2枚、3枚使いたいけど、高いからね」
その言葉を聞いて、なんとも言えない気持ちになりました。
毎日の食事を工夫しながら、一生懸命暮らしてこられたんだと思います。
好きなものを食べる。
そんな当たり前に思えることさえ、我慢しなければならない。
冷凍庫に並んだ小さなお肉の包みを見ながら、いろんなことを考えました。
片付けの現場で見えてくる、高齢者の暮らし
自分たちは、遺品整理や不用品回収、そして生善整理の仕事をしています。
これまで多くのお宅を訪問し、物を片付けてきました。
でも、そこにあるのは、ただの物ではありません。
長年使ってきた家具。
大切に保管されてきた品物。
毎日の暮らしを支えてきた生活用品。
一つひとつに、その人の人生や暮らしがあります。
今回の冷凍庫のお肉も、単なる食材かもしれません。
でも自分には、毎日の生活を大切にしながら、工夫して暮らしてこられた姿が見えたような気がしました。
もちろん、その方の人生のすべてを知っているわけではありません。
それでも、現場に立つからこそ気づけることがあります。
物を片付けるだけで終わりたくない
高齢者の一人暮らし、物価の高騰、住み替え、そして将来への不安。
こうした問題は、普段の生活ではなかなか見えないこともあります。
自分たちにできることは、目の前の一人に寄り添うこと。
その人が歩んできた人生を大切にしながら、次の生活へ進むためのお手伝いをすること。
そして、現場で感じたことを、社会に伝えていくことだと思っています。
遺品整理も、不用品回収も、引っ越しに伴う片付けも、単に物を処分する仕事ではありません。
その人の暮らしに触れる仕事です。
今回、冷凍庫の写真を撮り忘れてしまいました。
でも、一枚ずつ小分けされたお肉と、ご本人の言葉は、自分の中に残っています。
これが、今の社会で起きている現実の一つなんだと思います。
これからも、目の前の一人に寄り添いながら、自分たちにできることを考えていきます。
遺品整理・不用品回収・生善整理のご相談は、株式会社Pivotまで。
北九州市を中心に、一人ひとりの暮らしに寄り添った片付けのお手伝いをしています。
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株式会社Pivot
福岡県北九州市門司区白野江3-28-1
電話番号 : 093-342-2240
北九州を拠点に不用品回収
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